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2920 黄昏の月(11巻) 第一紀 最後の年 カルロヴァック・タウンウェイ 著 2920年 黄昏の月2日 テル・アルーン (モロウウィンド) 「男が一人謁見に来ております」と、衛兵が夜母に声をかけた。「帝都軍の要塞が置かれたギデオン地方ブラック・マーシュから来たコスリンギー族のズーク卿と申しております。信任状もあるそうです」 夜母は不快な表情を浮かべ、「私が会いたいと思える人物ですか?」 「帝都にいらした女帝の手紙を預かっているというのです」 「まったく忙しいというのに……」と、夜母は笑みをたたえながらも、すばやく手を打ち鳴らし、「お通しして」と告げた。 ズークは謁見室に通された。唯一露出している顔や手は、金属的に光る肌をのぞかせ、暖炉の炎や外の嵐の夜の稲妻を反射させた。夜母は、ズークの目に映っている自分の穏やかで美しい、恐怖をかきたてるような姿に気付いた。ズークは物言わず、ただ女帝から預かった手紙を手渡した。夜母はグラスにワインを注ぎ、手紙を読み始めた。 夜母は読み終えた手紙を折りたたみながらこう言った。「今年の頭に、モロウウィンドのデュークからも皇帝の暗殺計画を持ちかけられました。今となってはその報酬も海の底に沈んでしまいましたが。これ以上のやっかいごとは御免こうむりたいの。ただでさえ、宮廷に手下をまわすのが大変だったのですから。そもそもお金はちゃんとご用意できて? 死者からお金をせびるわけにもいかないですからね」 「用意できております」と、ズークは率直に答えた。「外に待たせてある馬車の中にあります」 「では、それをここへお持ちくだされば、すべてが丸く収まります」と、夜母は笑って答えた。「皇帝は今年の暮れには命を落とすことになるでしょう。お金はアパラディスに渡してから帰っておくれ。それとも、ご一緒にワインでもいかが?」 ズークは夜母の申し出を丁重に断り、謁見室をあとにした。部屋を出た際、ミラモールが闇色のタペストリーから音もなくすっと出てきた。夜母はミラモールにワインを勧め、彼はグラスを受け取った。 「あの男のことはよく知っております」と、ミラモールは慎重に答えた。「だが、亡き女帝に仕えていたとは知らなかった」 「よければあなたの考えを聞かせて頂戴」と、夜母は言った。ミラモールが断らないことを知っていたのである。 「私の優秀ぶりをお見せいたしましょう。皇帝が独りになれば間違いなく、息子と同様に世から消してみせましょう。私は身を隠すこともできます。先ほど、タペストリーの後ろから物音立てずに現れたことをご覧いただけましたかと思います」 夜母は微笑んだ。 「あたなたがダガーの一つでも使いこなせたら、ボドラムで殺してみせるでしょう」と、夜母はミラモールにこれからの暗殺の手順を説明したのであった。 2920年 黄昏の月3日 モーンホールド (モロウウィンド) デュークは窓の外をじっと眺めていた。四日目の早朝。窓は赤い霧にすっぽり覆われて、稲妻の閃光が走っていた。通りには吹き荒れる風が巻きおこり、城の旗を強くなびかせ、家々の窓を固く閉じさせた。何か不吉な事が起こりそうな予感であった。彼自身、学識はそれほど高くはなかったが、彼の家臣も同様に、これから何か悪いことが起こりそうな気配を感じていた。 「伝令はいつ届くのだ?」と、デュークは城主に向かってうなるように言った。 「ヴィヴェック様は皇帝と協定交渉のため、遥か北の方へいらっしゃるのです」と、城主は恐怖におびえながら言った。「アルマレクシア様とソーサ・シル様はネクロムにいらっしゃいます。数日内には連絡をつけられると思われます。」 デュークは頷いた。確かに伝令が到着するのも速いだろうが、それよりもオブリビオンの手の方が速いことを知っていたのだった。 2920年 黄昏の月6日 ボドラム (モロウウィンド) 松明の火の光が霧のような雪に反射し、まるでそこは別世界のようであった。双方のテントから出てきた兵士たちが、大きなかがり火のまわりに集まった。冬の寒さは、敵対する者たちでさえも固く寄り添わさせるが、一方で帝都の言葉を話せる少数のダンマーとの暖を奪い合う戦いの場となることもあった。そんなかがり火へ、美しいレッドガードの娘が同じく暖を取ろうと雪の中を歩いてくるも、すぐさま協定交渉が行なわれているテントに引っ込んでいった。そして、双方の兵士たちの目線は、娘の入っていったテントに釘付けとなった。 皇帝レマン三世はこの交渉をすぐさま切り上げたかった。ひと月前の彼であったならば、ヴィヴェック率いる軍隊には負けたものの、うまくおさまったとして喜んでいたかもしれないが、思いのほかこの場所で起こった悪夢がまざまざと蘇ってきたのであった。ヴェルシデュ・シャイエの主張によると、川はその石によって元から赤いと言われているが、戦死した兵士の血によって赤く染まっているようにも見えるのであった。 「これで協定を結ぶ準備が整った」と、皇帝はコルダから熱いユエルの入ったグラスを受け取りながら言った。「しかし、ここは調印にはふさわしくない場所だ。この歴史に残る儀式は帝都の厳かな王宮で行なうべきだ。アルマレクシア、そしてウィザードも連れてくるがよい」 「ソーサ・シルです」と、ヴェルシデュ・シャイエは耳打ちした。 「時はいつ?」と、ヴィヴェックは辛抱強く問いただした。 「ちょうど本日より8ヶ月後に……」皇帝は笑顔をふりまきながら、ぎこちなく立ち上がった。「華やかな舞踏会を準備して祝おう。では、散歩に出掛けてくる。コルダ、この寒さで脚がひきつってしまったようだ。一緒に歩いてくれないか?」 「もちろん御供いたします、陛下」と、コルダは返答し、皇帝を支えながらテントの出口へと連れて行った。 「私も御供しましょうか、陛下?」と、ヴェルシデュ・シャイエは訪ねた。 「私もよろしいでしょうか?」と、最近新たに相談役として宮廷に招かれたセンチャルのドローゼル王も尋ねてきた。 「必要ない。すぐに戻る」と、皇帝はそう言って断った。 ミラモールは8ヶ月前と同じように林の中に身を潜めていた。前と違うのは地面が雪で覆われ、木々が氷と化しているところだ。ちょっと動くだけでも音がするのであった。ちょうどその時、かがり火を囲んだ2つの軍隊、モロウウィンド軍と帝都軍が歌う大音響の二部合唱が聞こえてこなければ、ミラモールは皇帝らのそばへとこっそり近づくことはできなかっただろう。氷できらめく木々に囲まれた崖の下で、皇帝とコルダとヴェルシデュの3人は、流れの凍りついた小河を眺めて立っていた。 ミラモールはそっとダガーを鞘から抜き出した。彼はやや自分の剣の腕前を誇張して夜母に話していた。実際、皇子の喉を掻き切れたのは皇子を襲う際、相手に臨戦態勢に入るすきをまったく与えなかったからであった。しかし、今回の相手は年老いた一人の男。この簡単な殺しに、どれほどの剣の腕が必要だというのだろうか? そして絶好のタイミングが訪れたのだった。森の奥深くで皇帝の側を歩いていたコルダが、奇妙な形をした氷柱を見つけ、駆け出していったのである。皇帝は笑みを浮かべながら、その場に残った。兵士たちの歌声の聞こえる崖の方を向き、暗殺者に背を見せた。ついに、その瞬間がやってきた。ミラモールは氷の地面に用心しながら、皇帝に近づき、攻撃した。だが、失敗した。 突如、背後から抱え込まれ喉に強い一撃を食らったのであった。ミラモールは声も出なかった。皇帝は依然として崖を見上げたままだった。林の中に引きずり込まれ、背中からバッサリと切り殺されたミラモールの存在などまったく気づかなかったのであった。 皇帝は連れの者と崖のキャンプ場に戻っていった。そして、吹き出す血が凍りついた地面の上で結晶になりゆくさまをミラモールはただ見ていただけだった。 2920年 黄昏の月12日 モーンホールド (モロウウィンド) モーンホールド城の中庭は、燃え盛る炎と化し、その火は沸き立つような雲を突き抜けていった。厚い煙が通りを駆け抜け、木や紙、燃えそうなものすべてを焼き尽くしていった。物陰に避難していた住人たちはコウモリに似た生き物たちに襲われ、追い立てられるように表に出たところを今度は軍隊の前へと現れることになった。モーンホールドの完全たる崩壊を唯一妨げていたのは、飛び散っていく濡れた血ぐらいであった。 メエルーンズ・デイゴンは崩れいく城を見つめながら、微笑んだ。 「これを見逃すところだったとは……」と、混乱する街中で声を轟かせて言った。「最高のショーだ」 彼は、赤黒い影の渦巻く空の中に針のように細い閃光のようなものを捉えた。光を発しているもとに目を追うと、街を見下ろす丘の上にいる男女二人の姿に辿り着いた。白いローブを身にまとったその男はすぐにソーサ・シルとわかった。なぜならソーサ・シルはここ最近オブリビオンの王子たちのところを駈けずり回っていたからだ。 「モーンホールドのデュークを探しているなら、残念だがここにはいない」と、メエルーンズ・デイゴンは笑って答えた。「だが、もしかしたら今度雨が降ったときには彼の破片に会えるかもしれないな」 「デイドラよ、貴方を殺すことはできません」と、アルマレクシアは決心したように言った。「だが、すぐに後悔することになるでしょう」 その生ける神2人とオブリビオンの王子との戦いの火蓋は、モーンホールドの廃墟の中、切って落とされた。 2920年 黄昏の月17日 テル・アルーン (モロウウィンド) 「夜母様」と、衛兵は声をかけた。「帝都の代理人様からご連絡が入っております」 夜母は書面を注意深く読んだ。計画は無事成功、ミラモールはまんまと捕まり、殺された。皇帝の警備は手薄となった。夜母は早速、返事をした。 2920年 黄昏の月18日 バルモラ (モロウウィンド) 表情の読めない顔つきのソーサ・シルは、宮廷前の大広間でヴィヴェックと挨拶を交わした。ボドラムでのテントでその戦いの知らせを聞いたヴィヴェックは、目にも留まらぬスピードでダゴス─ウルでの危険も顧みず、何マイルもの距離を駆け抜けていった。船を走らせる途中、南方の空に赤い雲が渦巻くのが見え、以前戦いが、それも昼夜問わず続いているのが見て取れた。ニーシスに着いた彼はソーサ・シルから送られた伝令を受け取ったが、そこにはバルモラに戻るよう書かれてあった。 「アルマレクシアはどこに?」 「奥へ……」と、弱りきった声でソーサ・シルは答えた。下顎には長く醜い切り傷が刻み込まれていた。「アルマレクシアは怪我を負ったが、メエルーンズ・デイゴンも当分の間オブリビオンから戻ってはこられないだろう」 アルマレクシアはシルクのベッドに横たわり、ヴィヴェックの治癒師から治療を受けていた。彼女の唇は石のように灰色に染まり、巻きつけられた包帯からは血がにじみ出ていた。ヴィヴェックは彼女の冷たい手を取った。アルマレクシアは口を動かしたが、言葉にならなかった。彼女は夢の中にいた。 炎が渦巻く嵐の中、彼女は再びメエルーンズ・デイゴンと戦っていた。夜空に飛び散る火花と崩れた城の黒い跡に囲まれていた。デイドラの爪が彼女の腹を深くえぐり、メエルーンズの首に手をかけ必死に抵抗するも、腹の傷口部分から体中の静脈へと毒が回っていった。地面へと叩きつけられながら彼女が目にしたのは、炎に飲まれたモーンホールド城ではなかった。帝都の王宮であった。 2920年 黄昏の月24日 シロディール (帝都) 冬の強風が街を駆け抜け、帝都の王宮にあるガラス製のドームの窓を打ち付けた。揺さぶられる灯りの光線は不思議な陰影を描いていた。 皇帝は大宴会の準備を、家臣たちに大声で指示していた。それは皇帝にとって、戦よりも好きな行事であった。ドローゼル王も先頭に立ち、演目の仕切りをしていた。皇帝は自ら献立に口を出すなどしていた。焼いたニブフィッシュの魚、かぼちゃのマロー、クリームスープ、バターで炒めたヘレラック、コッドスクラムそしてアスピックなどが並んだ。ヴェルシデュも意見を述べたが、それにしてもアカヴィルの味覚は非常に変わっていた。 陽が落ちると、コルダは皇帝の自室へ行き、皇帝と一夜を過ごした。 時は星霜の月へと続く。 物語(歴史小説) 茶3
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ワバジャック ちっちゃい子は、大人が見てないところで、永遠の闇の力をつかっちゃいけないって。そんなの知っているけどね。でもあの蒔種の月の5日、良く晴れた夜は大人はいらなかったんだ。欲しかったのは、デイドラの知識、学習、ゴム、そしてニス、あとハルメアス・モラだ。蒔種の月の5日はハルメアス・モラの夜だって僕に教えてくれたのは、いなかの図書館の下に住んでいた、幅の広い胸を持つきれいな男の人。それで、知識の書オグマ・インフィニウムが必要ならば、彼を召喚しなければならないんだ。ソリチュードの新しい王さまになったなら、どんな小さなことでも役に立つからね。 オブリビオンの王子を誘い出すには、普通だったら魔女集会か、魔術師ギルド、他には少なくとも一揃いの枕カバーとシーツが必要だって。図書館の男の人は、自分一人で儀式をやる方法を教えてくれたんだ。めちゃめちゃすごい嵐をまって、猫の毛を剃ればいいと彼が教えてくれたんだ。それ以外の儀式の手順は忘れちゃった。問題ないけどね。 誰かが来て、ハルメアス・モラだと僕は思った。でも何だかおかしいなと一つ思ったのは、本で読んだハルメアス・モラは大きくて太っていて、いくつもの目とかぎ爪を持つ怪物だって書いてあったのに、目の前の男の人はベストを着た銀行家のように見えたこと。それに、彼は自分のことをハルメアス・モラではなくシェオゴラスだって言い続けてたんだ。んでも僕はハルメアス・モラをうまく召喚できたことがうれしかったし、なんか変だなっということは気にしないことにしたんだ。彼は僕には難しいこと(多分大人の人でも理解力、経験、知識の域を超えていたと思う)をいくつかさせ、それから彼の使用人が、ワバジャックと呼ばれる何かを僕にくれたんだ。ワバジャック。ワバジャック。 ワバジャック。 ワバジャック。ワバジャック。ワバジャック。ワバジャック。ワバジャック。ワバジャック。 たぶん、ワッバジャッキが知識の書なのかも。猫だけどコウモリで、ネズミなのに帽子、ブヨだったり、あれは、これと一緒だってわかったんだから、僕は賢くなったのかも。そうなんだよ、ドアにイノシシ、いびきとか床とか、うなり声だって胞子、お前のものは僕のものって。いろいろな仕組みがとてもはっきり分かっているんだから、僕は賢いんだ。なのになんで、他の人は僕の頭がおかしいと言い続けるのだろう? ワバジャック。ワバジャック。ワバジャック。 SI デイドラの神像関連 小説・物語 緑2
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アイルズの警吏: シヴァリング・アイルズのゴールデン・セイント/ダーク・セデューサーの文化と歴史に関する専門書 アンドッチェ・マリール 著 著者注 本巻では、シヴァリング・アイルズの秩序の維持に務めている2つの種族について、既知の事実、疑わしい事実、うわさされている事実を集録し、分析しようとしている。決して権威をふりかざすことを目的としているわけではない; むしろ、これらの独特な生物をもっと理解しようという著者の側の個人的努力である。 君主への奉仕 ゴールデン・セイントとダーク・セデューサーの起源を調べることは、本作の範囲外である。彼らはデイドラであり、そのような根幹の存在は死ぬ運命に生まれた者には理解できない。すべてのデイドラは創造することができないという通説は、シェオゴラス閣下自身でさえこれらの種族の起源に関与していないということを意味している。しかし、狂気の王子に誰も推測できないような動機と力があることは注目に値する; 推測しようとしても、さらに混乱してしまうだけだろう。 それらが存在することを理解して知ることで十分である。しかし、この知識を越えてみると、確かにセイントとセデューサーがシェオゴラス閣下に仕えているのは気になる。あらゆる点から考えて、この忠誠は究極であり永遠であるが、その原因は不明である。彼ら自身がマッドゴッドに騙されて奉仕させられているなんてあり得るだろうか? そうでなければ、彼らは単に王国の最高権力と手を結んでいるだけなのだろうか? 過去の文学作品には、デイドラが保護してくれる者と安全な避難場所を見つけるために主人に仕えることを選択すると示してある。明らかにセイントとセデューサーはシヴァリング・アイルズにこれを持っている; 事実、彼らには彼らの種族以外入ることができない砦がある。彼らにはシェオゴラス閣下に仕える者の守護者としての役目があり、王国での権力を持っている。彼らは絶えず我らが君主の好意を得ようとして、逆らう者と、時には互いに戦う。それは、彼らがアイルズでの役目を得ようと望んでやっていることだとすれば、理にかなっている。 特徴と社会 「ゴールデン・セイント」の名を聞いてすぐに思い浮かべるイメージは、天使のような姿、優雅で慈悲深い姿である。ゴールデン・セイントが外見上はこのイメージを具現化しているのだが、その振る舞いが全く対照的だというのは皮肉である。セイントは高慢で、傲慢な種族で、気が短く、懲罰も無慈悲である。疑いなく、彼らがアイルズにいるすべての者を劣っていると考え、交流する際もこれを隠そうとしていない。 またダーク・セデューサーもその名に寸分たがわぬ外見をしている。彼らも王国中の誰よりも優れていると主張しているが、より寛容で、内省的な性質を持っているように見える。彼らは人間とのやりとりにおいてしばしば謙虚なところを見せ、「劣った種族」に対して寛容であることが知られている。 実際、「ゴールデン・セイント」と「ダーク・セデューサー」という言葉は第三者的立場で作られたものである。2つの集団はこれらの名前を認識し反応するが、彼らには彼ら独自の名前がある: それぞれ、オレアルとマズケンである。デイドラが単に劣った者がつける名前や称号に関心がないか、もしかすると名前を面白がっているだけという可能性はある。この件についてさらに調査する必要があるが、セイントとセデューサーは気軽には自分たちの個人情報を教えてはくれないため、やりづらい。 観察結果から他の情報が集められる。2つの集団はその社会構造において軍国主義的要素が強いということを容易に理解できる; 力と規律で社会的地位を決定されるのである。例えば、軍の司令官は部下から尊敬される。さらに観察してみると、2つ目の特徴が現れる: 両方の社会は事実上女が支配している。女がニュー・シェオスの衛兵を率いており、権力の最高の地位にいる。あからさまに中傷はしないが、男は明らかに優れている女に従属している。この慣習がどこで始まったのかは定かではないが、両種族の日常生活に完全に組み込まれてきている。 争いと征服 シヴァリング・アイルズの住人であれば、ゴールデン・セイントとダーク・セデューサーを怒らせるのは愚かであると断言できる。彼らは争いと戦争を生きがいにしており、服従しない者は誰でも皆すぐに処罰する。しかし、王国の衛兵が足りないほどの人数で活動するので、影響しそうにない場所に駐屯しているにもかかわらず、しばしば互いに戦闘に参加する。これが単に攻撃行動の表現手段にとどまらないという可能性はある; 2つの種族間で繰り返されてきた交戦は、シェオゴラス閣下に気に入られようとする努力なのかもしれない。もし一方が他方を打ち負かすことができれば、王国の支配を独占する優位性と資格の証明になる。シラルンの戦いは、両者が記憶を超えた時間のために解決する希望のないまま戦闘にくぎ付けになったという点で、特に興味深い。この戦闘は両者の技量を磨き、また他の場所に導かれる時に彼らを弱めるのに役に立つだろうか? もし争いが解決できないなら、なぜ彼らはシェオゴラス閣下に介入してもらい、解決してもらわないのだろうか? 宗教と儀式 ゴールデン・セイントとダーク・セデューサーの秘密の習慣について知る者はほとんどいない。彼らはその種族特有のこと、特に死というあまりない出来事で王国に戻るという不可解な行為に関することになると人目を避ける。 ゴールデン・セイントとダーク・セデューサーがデイドラと同じように殺せないというのは常識である。デイドラの憎悪はオブリビオンの闇に投げ戻され、王国に戻りもう一度具現化される。デイドラがオブリビオンの水から王国へ戻るのにかかる時間のうわさは、逸話的であり要領を得ない; この戻る過程は神秘に包まれたままである。大勢の行動様式や力にも基づくと、それぞれの種族の本拠地がこの過程の何らかの重要な役割を担っていると推測される。共有されている一節(例えば「鐘が鳴れば家に帰る」)は、単に隠喩であるというよりは、音が出来事の順序に何らかの役割を担っているということを示している。セイントとセデューサーに言及される鐘は実際に存在し、一種の神聖な遺物だろうと思う。これらの鐘、またはそれらが使われる過程についての情報を得ようとすると、異常な反抗に遭い、そのままになってしまっている。 ゴールデン・セイントとダーク・セデューサーに関するありとあらゆる情報、特に秘密の習慣や起源に関する情報は、まず著者の注目すべきところである。我々の知識の範囲が広がれば広がるほど、これらの人を引き付ける生物を理解できるようになってくる。 SI 生物学 緑1
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狼の女王 第2巻 ウォーヒン・ジャース 著 筆:第三紀1世紀の賢者モントカイ 第三紀82年 十四歳になる孫娘のポテマ姫と、ノルドのソリチュード王国のマンティアルコ王との結婚から1年後、皇帝ユリエル・セプティム二世は逝去した。皇位を継いだ息子のペラギウス・セプティム二世は枯渇した財政状況に直面し、亡き父の管理能力の乏しさを思い知らされることとなる。 ソリチュードの新女王となったポテマは、ノルドの旧家から部外者扱いされ、彼らの反感を買った。マンティアルコ王は、民に愛された前女王に先立たれていた。彼女にはバソーグ王子というひとり息子がいた。王子は義理の母よりも2歳年上で、彼女のことを愛していなかった。が、王は女王をこよなく愛し、流産につぐ流産にも手を取り合って耐え忍んだ。女王が29歳のとき、夫婦はようやく男の子を授かった。 第三紀97年 「この痛みをなんとかしなさい!」ポテマは歯をむいてわめいた。治療師ケルメスはすぐさま陣痛に苦しむメスの狼の姿を思い浮かべたが、脳裏から消し去った。実際のところ、彼女は反対派から“狼の女王”と呼ばれていたが、容姿が似ているからというわけではない。 「女王様、私に癒せぬ傷はございません。その痛みは自然のもの。出産には欠かせない痛みなのです」ケルメスはさらに慰めの言葉を継ごうとしたが、彼女の投げつけた鏡をよけるために話を一時中断しなくてはならなかった。 「私はブタ鼻のイモ女じゃないわ!」ポテマは怒鳴りつけた。「私はソリチュードの女王なの、皇帝の娘なの! デイドラを召喚しなさい! ひとときの安らぎを得るためなら、家来の魂をひとつ残らず売ってやるわ!」 「ポテマ様」と、治癒師はいらついて言った。カーテンを引いて冷たい朝陽を覆い隠した。「冗談でも滅多なことを言うものではございません。オブリビオンはいつも、そうした軽はずみな放言に目を光らせているのですよ」 「あなたにオブリビオンの何がわかるというの?」ポテマはうなった。だが、その声音はそれまでよりも静かで落ち着いていた。痛みがやわらいだのだ。「私が投げつけた鏡を取ってもらえないかしら?」 「また投げつけるおつもりですか、女王様?」治癒師は引きつった笑みを浮かべて、言われたとおりにした。 「おそらくね」と、ポテマは鏡に映った顔を見ながら言った。「それに、今度ははずさないわ。それにしてもひどい顔。ヴォッケン卿はまだロビーでお待ちになられてるの?」 「はい、女王様」 「だったら、髪を整えてから会いますと伝えておいて。それと、ふたりきりにしてほしいの。痛みが戻ってきたら大声であなたを呼ぶわ」 「仰せのままに、女王様」 数分後、ヴォッケン卿が私室に姿を見せた。彼はきれいさっぱりと禿げあがった男で、友人や敵から“禿山ヴォッケン”と呼ばれていた。しゃべるときの声は低くうなる雷鳴のようだった。女王はヴォッケンに対していささかもひるむことのない数少ない人物だった。彼は笑みを投げかけた。 「ポテマ様、ご気分はいかがですか?」と、ヴォッケンは訊いた。 「最悪だわ。けど、禿山ヴォッケンには春風が吹いたみたいね。戦士長に選ばれたんだもの、嬉しくて当然だわ」 「あくまで一時的な措置ですから。マンティアルコ王が、前任のソーン卿が反逆罪を犯しているという噂の裏づけをとるため、証拠を追っているあいだだけでしょう」 「私が指示したとおりに証拠を植えつけてあれば、夫はきっと見つけるわ」ポテマはベッドで身を起こしながら微笑んだ。「ところで、バソーグ王子はまだ街にいるの?」 「なんたる質問でしょう、女王様」禿山が笑った。「本日は“スタミナ競技会”の日ですぞ。王子が参加しないわけがございません。毎年のように新手の護身術を編み出して、試合で披露するのですから。去年の競技会を覚えていらっしゃいますか。王子が鎧もつけずにリングに上がるや、二十分にわたって六人の剣士の攻撃を受け流し、傷ひとつなく試合を終えたのでしたな。あの勝負を亡き母上、アモデサ女王に捧げておられました」 「ええ、覚えてるわ」 「王子は私やあなたの友人ではありませんが、しかるべき敬意は払わねばなりません。あの動きはまるで稲妻のようだ。あなたは冗談じゃないと思うかも知れませんが、王子はいつもみずからの無骨さを味方につけていられるようだ。そうやって挑戦者を振り切るのです。あのスタイルは南のオークから学び取ったものだと言うものもいます。なんらかの超自然的な力で敵の攻撃を先読みするすべをオークから学んだのだと」 「超自然的でもなんでもないわ」と、ポテマは静かに言った。「父親から受け継いだのよ」 「マンティアルコ王があのような動きを見せたことはございませんが」ヴォッケンはくすくすと笑った。 「夫がそうしたとは言ってないわ」と、ポテマは言った。目を閉じて歯ぎしりをした。「痛みが戻ってきたわ。治療師を連れてきてちょうだい。けど、その前に訊きたいことがあるの。新しい離宮の建設はもう始まったのかしら?」 「ええ、おそらくは」 「おそらくじゃだめ!」ポテマは叫んだ。歯を食いしばり、唇をかみしめ、一筋の血があごを滴り落ちていた。「絶対じゃないと! すぐにでも工事に取りかかるように手配してちょうだい! 今日からよ! あなたの未来も、私の未来も、この子の未来もそれにかかってるの! わかったら、行って!」 四時間後、マンティアルコ王が寝室に入ってきて、生まれたばかりの息子と顔を合わせた。王がポテマのおでこにキスをすると、彼女は弱々しく笑いかけた。赤ん坊を抱かせられると、王の目からひと粒の涙がこぼれた。それからすぐにもうひと粒、さらにもうひと粒。 「あなた──」と、ポテマは愛情たっぷりに言った。「センチメンタルな人だとは思ってたけど、筋金入りなのね」 「この子はただの赤子じゃない。もちろんかわいらしいし、美人の母親にそっくりだよ」マンティアルコは妻のほうを向いた。悲しげだった。年老いた顔が苦痛にゆがんでいた。「わが妻よ、宮廷で問題が起きた。この子が生まれてこなかったら、わが統治時代におけるもっとも暗い一日となっていたことだろう」 「何が起きたの? 競技会でのこと?」ポテマはなんとかベッドで身を起こした。「バソーグが怪我でもしたの?」 「いや、競技会とは関係ない。が、バソーグとは関係がある。こんなときに心配をかけたくはないのだが、おまえには休息が必要なのに」 「言ってちょうだい、あなた!」 「出産祝いにおまえを驚かせてやろうと思ってな、旧離宮を徹底的に修繕したのだよ。とても美しい宮殿だ。いや、美しかったと言うべきか。気に入ってもらえると思ったよ。実のところ、ヴォッケン卿のアイデアだったのだ。アモデサがひいきにしていた場所だった」王の声が苦々しさを帯びていった。「ようやくその理由がわかったよ」 「いったい何があったの?」と、ポテマはそっと訊いた。 「アモデサはあそこで私を欺いていたのだ。わが忠実なる戦士長、ソーン卿と。ふたりが取り交わした手紙があった。人道にもとることが書き連ねてあったよ。が、本当にひどいのはここからだ」 「ここから?」 「その手紙の日付がバソーグの生まれた時期と一致していたのだ。私が手塩にかけて育ててきた息子なのに」マンティアルコはいかにもつらそうに声を詰まらせた。「バソーグはソーンの子だった。私の子ではないのだ」 「ああ、なんてことでしょう」と、ポテマは言った。この老人に同情さえしていた。彼の首に腕をまわした。彼女とふたりの息子の目の前で、王はむせび泣いた。 「それゆえに」と、マンティアルコは静かに言った。「バソーグは私の世継ぎではなくなった。王国から消えてもらうことになろう。今日われらが授かった子が、将来のソリチュードを統治するのだ」 「それだけじゃないわ」と、ポテマは言った。「この子は皇帝の孫でもあるの」 「この子をマンティアルコ二世と名づけよう」 「素敵な名前だわ、あなた」と、ポテマはそう言い、涙の筋がついた王の顔にキスをした。「けど、ユリエルなんてどうかしら。私たちを結びつけてくれた、私の祖父である皇帝にちなんで」 マンティアルコ王は妻に微笑みかけ、うなずいた。扉をノックする音がした。 「閣下」と、禿山ヴォッケンが言った。「ご子息のバソーグ王子が競技会を終え、父上から表彰されるのをお待ちになられております。バソーグ様は九人の射手の攻撃にみごと耐えてみせ、ハンマーフェルから持ち込んだ巨大サソリにもひるみませんでした。観客はみなバソーグ王子の名を叫んでおります。王子は『殴られない男』だと」 「すぐに会おう」マンティアルコ王は沈んだ声でそう言うと、寝室をあとにした。 「あら、王子だって殴られるわ」と、ポテマは疲れた声で言った。「ちょっとした根回しが必要だけどね」 物語(歴史小説) 茶2
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バトルオブオブリビオン 収録作品:ブレイブリーセカンド エンドレイヤー[3DS] 作曲者:ryo 概要 本作に登場する敵勢力の首領「皇帝オブリビオン」戦で流れるBGM。PVでも使用された。 皇帝らしい高貴なるオルガンとチェンバロのイントロの後に、すぐさま息もつかせぬ激しいメロディーが待ち構えている。 Ryo氏によるとこのイントロは皇帝が登場するステンドグラスのシーンを強調づけるために、オルガンを使ったとのこと。 エレキギターとバックコーラスをメインに使用した曲だが、バックコーラスの1部分が前作のラストバトルと共通してる。 この曲はなんとゲームスタート直後に流れる。つまり初っ端から敵の大ボスである皇帝戦が始まってしまう。 突然に始まるこの怒涛の展開を、問答無用を突きつけるような激しいこの曲がより派手に飾り立ててくれる。 もちろんその後の皇帝との再戦はあるのだが、この最初の戦いに劣らぬほどの濃い演出が用意されているので、どれも印象深いものとなるであろう。 さらに本作のラストバトル曲のメドレーの1番最後にこのフレーズが使われている。文字通り本作の最初と最後の戦いを彩った音楽となった。 『ロードオブヴァーミリオンIII』でも原曲が収録されており、「ルクセンダルクの光の戦士」の称号を得るとこのBGMが使われる。 過去ランキング順位 第9回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 227位 みんなで決めるRPGバトルBGMランキングベスト100 387位 みんなで決める2015年の新曲ランキング 30位 サウンドトラック BRAVELY SECOND END LAYER Original Soundtrack
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The Elder Scrolls IV オブリビオン - The Elder Scrolls IV:OBLIVION The Elder ScrollsIV オブリビオン - Xbox360 メーカー:スパイク 発売日 2007/7/26 公式サイト oblivion xbox360 Wiki 実績解除 テンプレ 家ゲRPG攻略板より (詳しいテンプレは コチラ を参考に) XBOX360及びPS3版The Elder Scrolls IV:OBLIVION(オブリビオン)用質問スレ 日本語版発売予定 (スパイクは神) XBOX360/PS3:発売中 このゲームの説明は、つぎのページをを見て下さい。 http //www37.atwiki.jp/oblivionxbox360/pages/31.html ■ wiki(攻略まとめサイト) 1・Unofficial Elder Scrolls Pages - Oblivion http //www.uesp.net/wiki/Oblivion Oblivion (スレでUESPとか英語wikiとか言われたらココ) 2・oblivion xbox360 Wiki ※携帯電話でもこのアドレスでアクセスできる http //www37.atwiki.jp/oblivionxbox360/ (単にwikiと言われたらたぶんココ。360wikiとも呼ばれる) ■お願い (質問をする前に) 1・【重要】質問する前に必ずテンプレ( 1-7付近)を読み、更にスレの中を検索しましょう。 よくある質問はこのスレのテンプレに書かれていますし、 このスレで誰かが同じ質問をしていることがよくあります。 検索できなければ 1から流し読みしましょう。 これを守らない人は、レスアンカーだけで回答されても怒らない。 2・【重要】質問したい内容を、相手が理解できるように書きましょう。 特にクエスト関係の質問では、クエスト名、現在地、どこまで進めていて、何で困っているかなど。 3・【重要】クエストの説明はちゃんと読みましょう。次にするべきことが書かれています。 説明を無視して行動すると、クエストが先に進まなくなることがあります。 なお、そのクエストを選択中のクエストにすると地図とコンパスに行先を示すマーカーが 表示されます。マーカーが出ないときはクエスト説明をヒントに探しましょう。 4・質問する前に、次のものにしっかり目を通しましょう。 A●説明書 ←基本的なゲーム説明が書かれています。 B●360wikiのFAQ ←ありがちな質問と答えが書かれています。 http //www37.atwiki.jp/oblivionxbox360/pages/13.html C●360wikiの検索機能 360wikiページ左側にある「ページ内検索」のところで、wiki全文が検索できます。 携帯電話でも検索ができます。(ページ最上部の「検」をクリック) 詳しい検索の仕方は、テンプレの続きをご覧下さい。 5・このスレのテンプレを読んでないと思われる人や、答えを教えてもらって当然だと思ってる人は、 まともなレスが返ってこなくても泣かない。 原則スレ立ては 950がお願い。出来なかったらすぐに知らせてね。 前スレ TES IV:OBLIVION オブリビオン 質問スレ41 http //game13.2ch.net/test/read.cgi/goverrpg/1204700445/ ■よくある質問 1・だんだんロード時間が増えてきたんですが ゲームのキャッシュをクリアしよう。 やり方は、ゲーム起動してBethesdaロゴが出るまでAボタンを押しっぱなし。 これをしないと、エリア間移動がロードが糞長くなったり、固まったり 画面も段々カクカクになってくる。 ※毎回キャッシュクリアするのは逆効果です。 ※セーブデータを少なくすると良くなるという報告もあります。 2・ステータスが下がってる 魔法メニューのアクティブエフェクトタブでステ低下の原因を確認。 病気 → 教会でお祈り or 疾病薬 or 病気治療魔法 or マンドレークの根を食べる 魔法 → 教会でお祈り(治らない場合アリ) or 能力値回復魔法 or 能力値回復薬 or 1つ目の効果に能力値回復効果のある錬金素材を食べる。 ※序盤の病気対策にはマンドレークの根がオススメ。大抵の錬金ショップで手に入り、値段も安く、重さも軽い。 また、装備品の中には装備している間ステータスを下げるものもあります。嫌なら外しましょう。 3・血友病/吸血病について 吸血鬼になりたくなかったら、寝る前にかならず教会でお祈りすること。 血友病(吸血鬼になる前の段階)はただの病気なので、教会が使えなくても疾病薬などで回復可能。 血友病が進行して吸血病(完全に吸血鬼化)になってしまったら、地獄の治療クエストをこなそう。やり方は 1のwikiを見よう。 必要なアイテムは錬金ショップや魔法ギルドなどを活用して調達。 なお、一度吸血病を治療すると、二度と吸血鬼にはなれなくなる。 4・教会でお祈り出来ないよ/聖騎士装備が使えなくなった/悪名を減らしたい 懸賞金がかかっていたり、悪名が名誉を上回っていると教会は利用できない。 聖騎士装備は悪名が2以上あると使えなくなる。 教会を利用するには、一般のクエストをこなして名誉を悪名より大きくし、懸賞金もなくせばいい。 悪名を0にするには、「九大神の騎士」の浄化クエストをやればいい。これは何度でもできる。 (アンヴィルの教会前にいる預言者から開始。スレでは「巡礼」とも呼ばれることも) 5・○○っていうアイテムはどこにある? 頻出例:(空の)極大魂石 リュウノシタ ベニバナソウ エクトプラズム 発光する塵 360wikiの検索機能を使って調べよう。検索の仕方はテンプレのどこかに書いてある。 検索しても見つからなかったら質問しよう。 ちなみに空の極大魂石は、ギルドや商店の展示品や宝箱以外ではなかなか見つからない。 どうしても困った人は、UESPを見れば詳しいことがわかる。 ■ 簡易版説明 説明書を読めば大抵の答えはわかります。 なお、このゲームの説明書は最初から最後までしっかり読むことをお勧めします。 答えは次の攻略サイト(wiki)にあるかもしれません http //www37.atwiki.jp/oblivionxbox360/pages/13.html を表示して、答えを探してみましょう。 360wikiは携帯電話でもウィルコムのPHS(ブラウザなしの機種を除く)でも表示できます。 ジャーナル(クエスト一覧)を開いて、自分が今やっているクエストの説明をもう一度読み直しましょう。 クエストの説明には、次のようなことが書いてありませんか? 1、どんなことに気をつけないといけないか (例:どこかをよく調べなければいけない、誰かに見つかってはならない) 2、いつ頃その場所に行ったらいいか 3、その他、クエストを進めるのに必要なポイント その質問の答えは、1つではありません。 あなたがどんな風に遊びたいのか、好みやプレイスタイル、 あなたのキャラクターのレベルや特徴や、これまでこなしたクエストなど、 人それぞれの理由により答えが違ってくるからです
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クエストログ:クヴァッチを守れ ※攻略「クヴァッチを守れ」 !以下ネタばれ注意! ・サヴリアン・マティウスに、廃墟と化したクヴァッチのすぐ外に位置する オブリビオンへの門を閉じてほしいと依頼された。 彼はその任務のために部下を何人か送り込んだが、部下たちは帰ってこなかったという。 依頼を引き受ける準備ができたら彼に知らせよう。 ・クヴァッチの衛兵であるサヴリアン・マティウスと部下たちは、町の内部にある アガトシュ聖堂に囚われた仲間たちを救い出そうとしている。 その救出に助力することになった。 サヴリアンは手勢を率いて街の内部へ向かおうとしているのだが、 街の入り口にあたる部分にあるオブリビオンの門が敵によって開かれてしまったのだ。 ・オブリビオンの門へ行き、それを閉じる方法を見つけ出さなくては。 ・オブリビオンの門を閉じに向かった衛兵のうち少なくとも1人はオブリビオン内にある 巨塔へと連れ去られたという。 その塔へ行って衛兵を探さなくては。 ・オブリビオン内にて囚われの衛兵を見つけた。彼の話によれば、 この塔の最上階へ上り、印石を捜さなくてはいけないのだとか。 しかし、そのためには印石を守りし者が持つ鍵を手に入れて 印石の間へ入らないといけないらしい。 ・印石の間の鍵を手に入れた。 ・印石はオブリビオンの入り口を繋ぎ止める役割を果たしている。 それを印石の間から取り去ることでオブリビオンの門を閉じなくては。 ・オブリビオンの入り口を繋ぎ止めていた印石を取り去ることでオブリビオンへの門を 閉じることに成功した。 クヴァッチの街へ突入できるようになったことをサヴリアン・マティウスに報告しよう。 ・サヴリアン・マティウスに、クヴァッチの街を取り戻すのに加勢してほしいと依頼された。 彼らはこれから強襲をかけるところだ。 サヴリアンたちについていき、彼らの身を守ろう。 ・サヴリアン・マティウスと彼の部下たちとともに廃墟と化したクヴァッチの街へ入った。 まずは南広場の敵を片付け、それから聖堂に囚われた見方の救出だ。 ・サヴリアン・マティウスと部下たちは南広場を奪還することに成功した。 次にどう行動するべきかサヴリアンと話してみよう。 ・南広場に拠点が確保できたので、聖堂に囚われた味方もこれで安心して移動できる。 サヴリアンから、引き続き力を貸してほしいと依頼された。 準備ができたら彼に知らせよう。 [クエスト完了:「クヴァッチの戦い」へ]
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帝都の物乞いのなんとみすぼらしいことか。哀れで貧しい人生の落伍者たちはどの街でも目にすることができる。ほとんどは貧苦にあえぎ、着るものもままならず、捨てられた残飯を糧としている。人々はゴールドを1枚投げ与えることで、彼らの苦境をできるだけ考えないようにしているのだ。 それ故、物乞い王子の話には少なからず驚かされた。そもそも、物乞いの王子とはいかなるものか想像がつかなかった。ここでその話を紹介しよう。ときは第一紀。神が人のように歩き、デイドラが何のおとがめもなく荒野をさまよっていた時代のことだ。オブリビオンに縛られていた以前の物語である。 かつてウィードルという男がいた。あるいは、女であったかもしれない。性別をあえて曖昧にしている節がこの物語にはあるのだ。ウィードルはヴァレンウッドの王の第13子であったため、王位継承権が望めないのはもちろん、相続が許された土地や財産も皆無に等しかった。 ウィードルは自らの財産と栄誉を手にすべく、宮殿をあとにした。何日もの間、終わりなき森の道やこぢんまりとした村を旅していると、3人の男が物乞いを取り囲んでいるところに出くわした。ぼろ布で全身がすっぽりと覆われていたため、物乞いの素顔を外からうかがい知ることはできなかった。だが、男たちに殺されかけているのは明らかだった。 憤怒の雄たけびとともに、ウィードルは剣を抜いて3人に襲いかかった。 彼らとて所詮は街の民。手にした熊手と草刈鎌ではきらめく剣で武装した鎧の男にはとうていかなわないと気づくや、脱兎のごとく逃げていった。 「ありがとう、助かりました」汚いぼろ布の陰から、物乞いがあえぐように言った。耐えがたいほどの悪臭がした。 「あなたの名前は?」と、ウィードルは訊いた。 「ナミラ」 先ほどの男たちとは違い、ウィードルには教養があった。彼らにとっては無意味な名前でも、ウィードルはそこにチャンスを見てとった。 「デイドラの主ではありませんか!」と、ウィードルは叫んだ。「どうして奴らのされるがままになっていたのですか? あなたなら、ささやくだけで殺せたでしょうに」 「よくぞ気づいてくれました」と、ナミラはかすれた声で言った。「街の民にはののしられてばかりです。私の名ではなく人となりで覚えられるのは誠に喜ばしい」 ウィードルにはわかっていた。ナミラはすべての忌み嫌われるものをつかさどるデイドラの主なのだ。ハンセン病や壊疽といった病気はナミラが支配していた。他の者であれば危険を察知したかもしれない。が、ウィードルはそこに希望を見い出した。 「おお、偉大なるナミラ。私を弟子にしていただけませんか。どうか力を授けてください。財を成し、世代を超えて語られる名を挙げるための力を」 「それはできません。私は独りで世界を歩むゆえ、弟子はとらないのです」 ナミラはよろよろと道を歩いていった。ウィードルは引き下がらなかった。さっと身を躍らせるとナミラのかかとにすがりつき、弟子にしてはもらえまいかと乞うた。この懇願は33日間、昼夜を問わず続けられた。ナミラは何も言わなかったが、ウィードルの口が休むことは一時もなかった。そして33日目、ウィードルはついに喉が枯れてしまい、しゃべられなくなったのである。 ナミラは振り返り、いきなり静かになった彼を見た。ウィードルは泥まみれになってひざまずき、哀願するように両手を広げた。 「どうやら、弟子としての務めをまっとうしたようですね」ナミラはそう告げた。 「あなたの願いを聞き入れましょう」 ウィードルは歓喜した。 「あなたに病の力を授けましょう。いかなる病気であれ、症状が目に見えるものであれば、思いのままに患うことができます。ただし、どんなときも最低ひとつの病に耐えなければいけません」 「哀れみの力を授けましょう。誰からも哀れみを受けられるようになります」 「最後に、無関心の力を授けましょう。誰もがあなたの存在に関心を持たなくなります」 ウィードルはあ然とした。どれもこれも財を成せるような恩恵ではなく、むしろ呪いだったからだ。どれひとつとっても、それはひどいものであり、すべてそろったらいったいどうなってしまうのやら。 「かようにいとわしい才能で、どのように財を成し名を挙げろとおっしゃるのですか?」 「33日間の昼と夜の間、私の足元で乞い願ったように、皆の街にて財産を乞い願うのです。物乞い王子ウィードルの物語は、時代を超えて語り継がれていくでしょう」 ナミラの予言どおり、ウィードルは抗いがたい物乞いとなった。そのみすぼらしい哀れな姿を目にすると、誰もが金を施さずにはいられなくなってしまうのだ。だが、ウィードルは無関心の力が秘密を知るのにたいそう役立つことも学んでいた。ウィードルが耳をそばだてているとは夢にも思わず、人々は知らないうちに大切なことを洩らしてしまうのであった。こうして、ウィードルは全市民の行き来を把握することとなった。 わからないことがあれば物乞いに聞け、と今日でも言われている。物乞いの目や耳は街のいたるところに存在する。市民の暮らしにまつわることなら、彼らはどんなちっぽけな秘密にも通じているのである。 デイドラの神像関連 小説・物語 盗賊ギルド関連 茶2
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狂気の十六の協約 第六巻 ハーシーンの物語 常に尊大で高慢なオブリビオンの憤怒の王子は、年央月のある木曜日にスカイリムの極寒の頂に立ち、旨みのある話をハーシーンに持ちかけた。狩人の神はその日が自分の日であったために姿を現していて、シェオゴラスの大胆さが彼の興味をそそったのだ。 比類なき皮肉さを持つシェオゴラスは、クスクス笑う愚か者と、派手な作家、臆病な切断者を、自らの世界に押さえ込んでいる。憤怒の王子は得をしない駆け引きに精を出し、他者の混乱と悲劇と憤激がもたらす喜びに過ぎない無意味な流血を促すだろう。つまりシェオゴラスは、自分がハーシーンの好敵手を演じるためのお膳立てをしたのだ。 恥ずかしがりの王子はあわてることなく、争いを申し出た。それぞれの王子は、きっかり3年後に再びこの場所で会い、命懸けの戦いをするために、野獣を調教することになった。恐ろしい顔つきの陰に無表情さを浮かべてハーシーンは同意し、吹きだまりにわずかな雪のみを残して、王子たちはそれぞれの世界に去った。 ハーシーンは自信があったが、シェオゴラスが詐欺師であることも知っていたため、隠された世界において、密かに醜悪な物を育んだ。彼は太古のデイドロスを召喚し、邪悪な狼つきの呪いを吹き込んだのである。暗黒の心と尖った牙がもたらす恐怖は、ハーシーンの領内にいる偉大な狩人たちにとってさえ、とても言葉では言い表せない、他に類を見ない物だった。 3年目の定められていた日にハーシーンは戻ってきて、そこではシェオゴラスが足を組んで石にもたれかかり、口笛を吹いて、眠そうにしながらも辛抱強く待っていた。狩りの王子は槍を地面に刺し、うなり声を上げる不自然な巨獣を呼び出した。シェオゴラスはいつものように意味ありげに帽子を持ち上げて見せ、立ち上がって脇に身を寄せ、石の上に留まっていた色彩豊かな小鳥の姿を明らかにした。激しい突風の中で、小鳥はかろうじて聞こえる控えめな声でさえずった。 身をよじるようにして跳ねたデイドロスは石に飛びかかり、巨石があった場所にがれきのみを残した。勝利を確信した怪物の血まみれの口は、丸まってあざけるような笑みとなったが、控えめな歌がすがすがしい空気に漂った。小さな鳥は、怒り狂うデイドロスの鼻の周りを軽やかに跳ね回った。大きな獣の恐ろしげな両目の間で、ウロコに挟まった物をついばむちっぽけな生き物の姿を、穏やかな陽気さを浮かべてシェオゴラスは眺めた。憤激の吠え声を上げながら、狼めいた物は厄介者を引きちぎろうとして我を忘れた。争いは何時間も続き、ハーシーンは、自分が生み出した最良の獣が、無邪気な鳥を追い回すうちに次第に自滅していく姿を、恥ずかしげに見ていた。その間ずっと、鳥は自分だけに聞こえるぐらいの範囲内で悲しげな調べをさえずっていた。 激怒しながらも打ちのめされたハーシーンは、ズタズタになった獣の死体を焼き、忘れられた言葉で悪態をつきながら、自分の世界に引き下がった。彼の呪いは今でもその頂にとどまっているため、ぼんやりと見えるその高地に込められた彼の激怒を恐れて、旅の者は誰もが素早く通り過ぎようとする。 シェオゴラスは振り返り、自分の肩に留まるよう、小さな鳴き鳥に手招きしてから、アビシアン海岸の暖かいそよ風と鮮やかな日の光を目指して、ゆっくりと山を下りた。タムリエルで最も小さなチャンピオンがさえずる調べに合わせて、口笛を吹きながら。 SI 神話・宗教 茶4